色差分解とは

色差分解とは、ノーベル賞の技術と深い関係のある不思議な現象を応用した面白い技術で、世界でもまだ使われていない先進技術です。
使っている技術は「水の分子運動」という古くはアインシュタインの発見した現象ですが、最近では南部陽一郎博士がノーベル賞を取られた量子色力学の根底をなす「対称性の自発的破れ」現象の「破れ」と「非破れ」境界に存在する微妙な条件を実現したもので、日本はもちろんアメリカ、ヨーロッパの特許を全て取得したものです。
これらの現象の主なものとして、超伝導現象、レーザーの光誘導放出現象、ヘリウムの超流動現象等がありますが、色差分解は誘導放出現象の応用です。
2020年2月25日 中村 晃一 先生
少し難解ですが、色差分解の詳しい説明は → こちら
色差分解の応用例
◆市田柿の皮の例

色差分解によって市田柿の皮から抽出された成分は
・畜産農家で家畜の栄養飼料
栄養補充
減ガス対策
病気ストレス予防
特に牛の「げっぷ」から排出されるメタンガスの抑制効果が注目されています。
※長野県畜産試験場「柿皮サプリ」の給与報告は → こちら
・和菓子の最中の種
食感の向上
日持ち延長
・こんにゃく
海藻の代替
食感の向上
えぐみ・臭み解消
・羊羹
砂糖の減量
食感の向上
カロリーオフ
・柿エキス栄養ドリンク
二日酔い予防
血圧降下
抗酸化作用
ウイルス抑制効果
・柿ワイン(果実酒)
アルコール度(10度)
有効成分
ポリフェノール
カリウム
等の具体的な製品に応用されています。
◆その他の応用例
また、その他にも、
・太陽の菊芋(菊芋ペースト)
菊芋の根塊からイヌリンを抽出
イヌリンの効果
※高血糖、動脈硬化等生活習慣予防
有効成分
イノシトール
グルコース
ラクビオン酸等
※太陽の菊芋の詳細説明は → こちら
・菓子原料・サプリメント
ブロッコリーの茎等から
※解毒作用、肝機能障害予防
有効成分
スルフォラファン等抗酸化物質
・植物活性材、健康食品
梅の摘果品(青梅)から
※血流改善、植物成長促進等
有効成分
クエン酸
リンゴ酸
イタコン酸等有機酸
・土壌改良剤、キノコ培地基材
樹皮・剪定枝の加工残渣から
※土壌改良、植物活性化、抗菌剤等
有効成分
ボルネオール
エステル化合物
腐植酸(フルボ酸類)
・眼精疲労回復
ブルーベリー規格外品から
※眼精疲労回復等
有効成分
アントジアニジン
リンゴ酸
カリウム
等に応用されています。